溶接グループで溶接をしていますが、入社以来いくつかの部署に行き、経験を積み重ねる事が出来ました。当時は、気付きませんでしたが、今になって役立っている事がたくさんあります。溶接の仕事は、自分の適性も感じることができて、一番楽しいと思える仕事です。
仕事の上で一番大切にしていることはコミュニケーションです。会社は色んなタイプの人がいて成り立っていますが、それが面白いところで部署が違っても、自分の気持ちや想いを伝えて、お互いに理解できた事が何度もありました。縦・横に関係なく「言える雰囲気作り」を心がけています。
最初は、単に「溶かしてくっつけるだけ」だと思っていました。しかし、実際に作ってみると歪が出てくる。初めて作ったものは、ひどいものでした。先輩方に基礎から教えて頂き、できるようになりました。もちろん1~10まで教えてはくれません。1~5まで教わり、自分でやってみる。失敗して考えて、分からなければ改めて教えてもらい、またやってみる。そこで初めて自分のもの(技)になりました。
失敗ながら上達していく、出来る事が増えると嬉しくなります。少しずつですが、引き出しも増えてきたと思います。社内勉強会や研修に参加させてもらうことがありますが、もっと勉強して出来る事を増やしたいです。
友達に誘われたのがきっかけで、数年前からスノーボードに、はまっています。 溶接と同じで、「すぐに出来る。簡単だろう。」と思ってやってみたら意外と難しく、悔しくて一式買い揃え、毎年、行くようになりました。負けず嫌いな性格なので、挑戦したら途中で諦められません。 「失敗しながら上達していく。」仕事に通ずるものがありますね。
我慢することは我慢して仕事を続けていたら、見えてくるものがあると思います。仕事が出来るようになってきたら、楽しくなります。分からない事、出来ない事も、まだまだありますが「できるかできないか?」よりも、「やるかやらないか?」だと思って挑戦しています。